欧米先進国のエリートやビジネスマンたちは、日本人よりもずっと普通に禅や瞑想を日常生活に取り入れています。過酷な情報社会をリードして生き抜いていくには、メンタルな強さとエゴをコントロールする冷静さが大切なことをよく知っています。
 中国やロシアが経済面で急成長していますが、欧米先進国のエリートたちとの大きな違いは、このスピリチュアリティ(精神面での一体感から得られる感謝と喜び)の有無にあります。エゴを野放しにすれば、最後にはエゴに翻弄されてボロボロになってしまうことを、私たちはすでにバルブ崩壊や長引く不況でしっかりと体験済みです。
 ここ数年は日本のマスコミもスピリチュアルという言葉を汎用して、怪しげなイメージがかなり払拭されてきました。「ソウルメイト」は歌詞やドラマから拡がって、今では普通に使われています。
 スピリチュアルって何ですか? にはいろいろな答え方があって、どれが絶対に正しいとは言えません(あなたが手に取ったものが正しいのですよ、がスピリチュアルの本質ですから)。9年間、心の医療としての前世療法で得られた知恵でスピリチュアルを語れば、それは感謝と許しに尽きます。誰もがひとつの光の本質とつながっていて、そこに優劣も善悪も貴賎もありません。自分を認め、生きていることを許し、生かされていることに感謝することが自分を愛することです。自分を愛せる人が人を愛せます。内なる宇宙に気づけます。
 人々とのつながり、自然との深い関係、命の本質と宇宙の真理が突然、自分の内面でひとつになる目覚めの体験をする方が今年に入ってどんどん増えています。
 覚醒体験が病気を治してしまうことはありませんが、病気の意味を悟り、今生の使命を果たす大きな踏台にしてしまうことはできます。スピリチュアルケアとは、人生の目的や使命を果たされるお手伝いをする医療なのです。